レスラー

年を取ってくると、涙腺がゆるんできて困ってしまいます。

最近は「デトロイトメタルシティ」の映画版でもちょっと泣いてしまうぐらい涙もろくなって困っております。

で、今日、渋谷にて雨の中、一人で「レスラー」を見に行ったのですが、劇場でぼろぼろ泣いてしまいました。特にミッキー・ローク演じる主人公ラムが娘に泣きながら話すシーンと、最後の試合のシーンではぼろぼろに泣いてしまいました。

終わってもしばらく座ったままで、ああ一人で来て良かったなぁと思いました。

基本的に痛くて辛くて、本当にダメ人間主人公の映画なのですが、誰もが言うように、ミッキー・ロークの演技というより、ほとんどドキュメンタリーとしか思えない存在感にも、こころ揺さぶられました。

あとはラストに流れるブルース・スプリングスティーンの曲の歌詞も良かった。

追記、ブルース・スプリングスティーンの歌詞についてはこちらを。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20090614