フジロック'09(総評2)

一週間も空いてしまいました。忘れないうちに書き留めるようにします。

【一日目】
東京スカパラダイスオーケストラギターウルフcurly Giraffe→esne belza→charaPatti Smith→Tortse

この日はとにかく、雨が大変でした。最初は、東京スカパラダイスオーケストラギターウルフと見ました。東京スカパラダイスオーケストラは非常にノリノリで格好良かったのですが、やはりギターウルフが気になりホワイトへ。で、考えてみるとギターウルフのライブは3回目ぐらいで、やはりいつも通りでしたが、いつも通りの格好良さに痺れました。ただちょっと短い感じはしました。

とりあえず、フジロックの地形を把握しようと、昼食を取りつつ、フィールド・オブ・ヘブン、curly Giraffe→オレンジコート、esne belza(ほんのちょっと)と行きました。curly Giraffeはおしゃれでポップな感じでこれはこれで良いなと思いつつ、燻製カレー&バーのキーマカレーを食べてました。

その後、一緒に来た友人と合流し、charaのライブへ。機材の調子が悪そうなのと、声が出てないところが多少気になりましたが、やはり生で見るとえらい可愛い感じが非常に良かった。

次いでパティ・スミスを見て、最初の数曲でTortseを見に行くことにしました。あとで、ちょっと移動が早すぎたなぁと後悔しました(後でネットを見るとパティ・スミスのライブも大変素晴らしかったようで)。

で、Tortseに。Tortseはメンバー全員が代わる代わるにドラムやキーボード、木琴等々、本当にいろいろな楽器を駆使して、あのCDの音が目の前に再現され、もうほんとにびっくりでした。無駄な音が一切無いという感じで素晴らしいライブだったと思います。この日のライブでは一番印象に残りました。

Tortseを終えると、雨が一層に強くなり、あちこち移動したせいか足も大変に疲れ、泣く泣くネヴィルブラザーズはあきらめ、宿に戻りました。

【二日目】
the Birthday→seun kuti & Egypt 80→UA筋肉少女帯→MELVINS→ZAZEN BOYS→BAD BRAINS→DINOSAUR JR

この日は大変に良い天気で、全体的に非常に快適でした。前半戦は、グリーンステージに後ろにレジャーシートをひき、とりあえずthe Birthdayを前で鑑賞。メンバーが登場し、チバユウスケが「このライブを俺たちの大親友だったアベフトシに捧げます」という声からスタート。全般的にテンションが高く、凄く良いライブだったと思う。


その後、前半戦はまったりと鑑賞。拾いモノだったのは、全く予備知識の無かったseun kuti & Egypt 80でした。seun kutiの動きがもう何というか良かったですね。ライブ自体も大変に良く、CDを買おうかと思いました。次いでUAのライブも非常に良く、歌声が相変わらず凄いと感じました。


筋肉少女帯から始まる後半戦は、レジャーシートを撤去しホワイトステージに張り付くことに。筋肉少女帯へと向かうと、途中で「踊るダメ人間」が聞こえてくる。そうすると、グリーンステージからホワイトステージへと向かう、僕も含めて多くの人々が、「ダメダメダメダメ人間ダメ人間」とボソボソ呟くのがとても面白かった。大槻ケンヂは何回もアウェーアウェーと言っていたが、ホワイトステージがいっぱいで非常にホーム感のあふれるステージだったと思う。あと、客が何を求めているか非常によく分かっている選曲かつMCで、エンターテナーとして素晴らしいステージでした。

さらに後半戦は、どのバンドも爆音で満足。ただ、BAD BRAINSは期待が大きすぎたのか、ヴォーカルの方がちょっと大人しく、少しがっかりしました(演奏はめちゃくちゃ格好良かったのに)。このため、BAD BRAINSの途中で、DINOSAUR JRへ。

DINOSAUR JRは、新曲をやろうがデビュー当時の曲をやろうが全てが同じに聞こえるところが、まぁ何というか「らしい」よなぁと思いました。とは言え、wagon,Feel the Painでは盛り上がりまくりましたが。あと、レッドマーキーは他のステージと比べて屋内と言うこともあるのか、非常に音が良かったですね。

DINOSAUR JRが終わり、くたくたになって休んでいるとフランツ・フェルディナントが聞こえてきて、なかなか格好いいなと思いつつ、ホワイトステージに戻りPUBLIC ENEMYを見るか迷いましたが、結局、足が動かず、宿に戻りました。

(続く)